日記 

 今年の「満開佐倉文庫だより」に掲載した日記を収録したものです。佐倉本情報、佐倉市民本情報については別に収録しています。
                 
                                【2008年1月1日〜 】


 12月15日
 オフ会を12月13日に開催しました。
 当日の参加者は5人。二次会で1人増。
 今年の情報大賞は、節の介さんがグーグルのサービスを使ってつくってくれた地図情報でした。
 次点は、やはり節の介さんが作ってくれたサイト内検索と、『評伝 大鳥圭介 −威ありて、猛からず−』でした。
 さて、来年はどのような情報に巡り合えるか楽しみです。みなさんもご期待ください。
  平成20年度情報大賞候補

 12月9日
 滝口昭二さんから「地蔵堂通夜物語」と「佐倉騒動記」についての原稿をいただきました。 こちら

 滝口さんは、佐倉惣五郎伝説の写本を研究しています。
 著作は滝口さんにありますので、引用はご遠慮ください。なお、「地蔵堂通夜物語」と「佐倉騒動記」に関した情報があれば滝口さんにお伝えしますので連絡ください。

 12月6日
 M4さんから佐倉情報のメールあり
 こんばんは。
 さて、もうご存知かも知れませんが、来年の2月14日放送の「アド街ック天国」で、佐倉が取り上げられるそうです。どんなベスト30が選ばれるか楽しみにしています。

 〈返信〉
 ありがとうございました。うれしい話題ですね。

 11月19日
 <節の介さんへメール送信>
 最近、グーグルでは考えもしなかったサービスがおこなわれています。中でもグーグルのサービスに「ブックサービス」があります。 これを文庫に貼り付けたいのですが、できますか。 できましたら、いつものようにアドレスを送ってください。 このサービスって、文庫がやっているサービスです。これがあったら、文庫の作業はいらなくなりそうです。

<節の介さんから返信あり>
 ご依頼の件、ご期待にそえません。 すみません。別のご注文をお待ちします。

 「マイ ライブラリ」を作ってみました。でも、
 ・出版社か著者がGoogleに提出した書物のみが対象です。
   満開佐倉文庫のライブラリとして、収集し登録していってもgoogleデータに入っていないものは、扱えません。
   貴著「満開佐倉文庫」も扱えません。
 ・ラベルを付けて整理できますが「佐倉本」と「佐倉炭」の2つ同時には付けられません。「佐倉本 佐倉炭」は1つのラベルになります。
 ・「ノート」は自分で記述できます。
 ・入れたい本を、すべては入れることが出来ない「マイライブラリ」では中途半端になるのではないでしょうか。

 文庫に付属させなくても、googleの検索モードを画面上方の 「ウェブ 画像 地図 ニュース グループ メール more 」 の「more」から、「書籍」を選ぶと、 「ブック検索」モードになります。
 そこで、「佐倉炭」を入れると 各図書の文章中の「佐倉炭」が太字で出ます。「佐倉藩士」でも新発見本が有りそうです。

 <返信>
 いつもご無理なお願いをして申し訳ありません。また、何かサービスが見つかりましたら教えてください。

 文庫のオフ会12月13日(土)16時〜17時30分 開催予定
 司書さんで、参加したい方はメールで連絡ください。当日の内容は、まだ決めていません。


 11月19日
 千葉市のSさんと会う。
 小柴小次郎の墓碑について、このほど草稿をまとめたとのこと。
 小次郎は、戊辰戦争時、佐倉藩を脱藩して幕府方として草風隊に加わり、会津に向かう。途中、藤原口の戦い(鬼怒川という地名がなじみある)で負傷。
 会津の藩校日新館(当時は病院として使用)で治療。負傷していたために篭城に加わらず自刃した。
 私も昔、小柴小次郎に興味を持っており、調べたことがある。そのようなことで、話を聴かせていただいた。
 Sさんは気になっていることがあった。それは、子孫の方がどこかにおられるのではないかということであった。 小冊子をまとめるにあたっては、ぜひ子孫の方に連絡したいということでした。
 どうしたらよいかということになり、それでは私がホームページで呼びかけましょうということになった。
 そのようなわけで、連絡をお待ちしています。

 11月15日
 節の介さんから、島尾敏雄著「死の棘」の地図情報を作成していただきました。
 左欄、中段に掲載しています。ご覧ください。

 文庫のオフ会12月13日(土)16時〜17時30分 開催予定
 司書さんで、参加したい方はメールで連絡ください。当日の内容は、まだ決めていません。


   11月13日
 節の介さんに「満開佐倉文庫サイト内検索」をつくっていただきました。右上欄にあります。
 すごいですね。ありがとうございます。さっそく利用してみました。

 11月9日
 本年度の情報大賞候補をつくらせていただきました。上段に掲載してありますので、ご覧ください。このほかに推薦がありましたら連絡ください。

 10月29日
 節の介さんからメールあり
 文庫のアクセスカウンターがもう少しで88888に達しますね。
 前祝になりますが、ご盛況をお祝い申し上げ、これからの益々のご発展を祈念します。 今後とも、ご指導よろしくお願いします。
 なお、2008年10月29日6:32にゲットできた「088880」も美しい数字ですね。
TOP画像を添付します。(1)(2)
 〈返信〉
 いつもありがとうございます。このような並びもあったのですね。次は、090000に設定しました。どなたでもゲットしましたら、連絡ください。

 10月27日
 拾い読み・『佐倉市史』(巻2 991P)
〈佐倉藩の十人衆〉
 佐倉藩では安政2年に兵制改革を行い、以後、西洋式の兵隊組織になります。すなわち、 これまで弓槍を主にした兵隊組織を考えてきたのですが、西洋で使われている小銃や大砲と は比較にならないほどの差があるので、これからは西洋式の兵隊組織にするということです。
 この改革によって、それまで刀槍術教場は流派によって演武場の各道場で行われていた のですが、以後は合併して1カ所で行うこととなりました。規模縮小です。そして、十人衆 という制が設けられました。これは、西洋式の兵制を導入することによって、それまで培わ れてきた武術を大切にしようというところから置かれた制度と考えられています。
 十人衆となると、みな札に白糸の総をつけて持ち歩いていたとあります。元治2年、佐倉 藩では水戸で起こった天狗党を鎮圧するために出向きますが、葛岡惣左衛門が佐原に出張す るときに十人衆が連れ添っています。その光景を想像すると、かっこいいですね。

 10月13日
 節の介さんが地図情報をつくってくれました。
 小説に出てくる佐倉の場所ということで、今回は江國香織氏の『神様のボート』に出てくる佐倉の場所です。左欄の中段に掲載してあります。ご覧ください。
 これからも、よろしくお願いします。

 10月8日
 このごろ、これまでの記録を振り返っている。
 数年先が区切りの年になるので、何かまとめられないかと考えているところである。

 10月7日
 来月、ラッキー番号88,888が出そうだ。ゲットした方はお知らせください。

 9月23日
 節の介さんからメールあり
 文庫の対象外と思われますので参考情報として連絡します。
 「デジタル大工 3DCGでよみがえる日本の名城」に、佐倉城がデジタルで復元されていました。
 「デジタル大工」で検索できます。

 <返信>
 観ました。鳥瞰でみた立体画像です。すごいですね。ぜひ皆さんも観てください。

 9月22日
 節の介さんからメールあり
 大分市の佐倉蒟蒻に関する気付き事項です。
 佐倉本情報 2005年(1)の2月20日に佐倉蒟蒻のことが記載されていますが、 この「佐倉蒟蒻」は商品名ではなく、屋号ではないでしょうか。
 1967年(昭和42年)11月「佐倉蒟蒻(こんにゃく)」として 蒟蒻の製造・卸販売開始。とあり、その後、屋号を変えています。
 現在、通販されている商品名には、「佐倉蒟蒻」は出てきません。  こちら
 これらのことから、大分市で蒟蒻そのものを「佐倉蒟蒻」と呼んでいる可能性は少ないと思われます。

   <返信>
 古い佐倉情報を丹念に読み返して、佐倉情報を探してくれる節の介さんに脱帽です。
 このころは、がむしゃらに「佐倉」がつくものを探していました。まだ、どのような「佐倉」を集めるのか整理されていなかったころです。
 やがて、人の名前まで広げてしまうと収集がつかなくなってしまったので、 名前については取り上げなくなりました。

 9月12日
 <電子図書館を考える>
 2000年、インターネットに仮想の電子図書館満開佐倉文庫を立ち上げ、面白感覚で運営してきたが、このごろ文庫の位置づけを考えるようになった。
 そして、文庫は地域電子図書館であり、活動の一つは情報ボランティアであるという言葉にたどりついた。
 そこで、ほかに地域電子図書館という言葉を使っている人がいるだろうかとインターネットで検索したところ、「2005年の図書館像」という言葉が検索できた。
 サイトを訪れると、文部省と地域電子図書館構想検討協力者会議がまとめた「2005年の図書館像〜地域電子図書館の実現に向けて〜」という報告書であった。
 平成12年12月とあるから、文庫を立ち上げて半年後に報告されていたことになる。

 報告書を読むと、地域電子図書館、情報ボランティアという言葉があり、文庫が目指すべき方向を述べてくれるようであった。
 地域電子図書館は、地域の公立図書館を想定して述べられており、「新しい図書館サービスの実施については、 職員だけでは多くの利用者にきめ細やかなサービスをすることができないため、情報ボランティアによる協力を得ることが適切である。」とあった。
 文庫は個人で運営しているので立ち位置は違っているが、文庫が収集する図書情報は佐倉という地域に限定したものであり、これも地域電子図書館であると考えている。
 また、ホームページを通じて図書情報を提供することは情報ボランティアであると考えており、協力を得る(する)という必要性についても同意見であった。

 ところで、報告書が地域電子図書館の将来を想定した年は2005年であった。それから3年たった今、公立図書館の電子化はかなり進んでいる。
 インターネットによる予約、図書検索、リクエストなどが自宅でおこなえるようになり、便利になった。
 しかし、情報ボランティアについては、あまり活用されていないように見受けられる。それは、行財政改革の中で社会教育施設をめぐる厳しい現状があるから、そこまで手が回らないというところだろう。

 そうであるならば、自らインターネットを使って公立図書館に地域の図書情報を提供するボランティアが出てきてもよいのではないかと考える。

 9月7日
 福岡市のNさんへ
 返信メールを送りましたが、「メールを配信できません」とメッセージが出てしまいます。
 そこで、申し訳ありませんがホームページに掲載して回答させていただきます。

 はじめまして。初メールをいただきましてありがとうございます。
 満開佐倉文庫を運営している亀田雄岳と申します。
 問い合わせのあった、海野道義著『佐倉とフランス』は自費出版ですので、出版社名がありません。
 佐倉市立図書館に蔵書がありますので、 近くの図書館で、佐倉図書館から借りられるか話してみてはどうでしょうか。

 8月28日
 「地域電子図書館としてのボランティア」という文章、削除しました。
 再度、構成を考えます。

 8月21日
 <ホームタウン佐倉さんへ>
 少し涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか。
 さて、昨日、文庫だよりに行商列車の話が掲載されました。お忙しいとは思いますが、行商列車について小文をいただければ幸いです。

 <館主さんへ>
 先日は立山トロッコへ行って参りました。正式には立山砂防工事用軌道と言い国土交通省直営の 常願寺川上流の山崩れ防止工事のトロッコです。線路幅は610ミリ、18.5キロを所要1時間40分 で上下します。なんといっても圧巻は38ケ所あるスイッチバックです。上から見ると下に4本の 今通ってきた線路を見ることも出来ます。
 日常は便乗禁止で一般人は乗車できませんが、6月〜10月の毎週水曜日のみ1回40人が、「砂防工事 見学会」の名目で抽選に当たれば(昨年度の競争率は2〜3倍)乗車可能です。ただし前日の火曜日 午後2時にならないと翌日の運行が確定しないため、悪天候であれば現地へ行っていても乗れま せん。

 さて、京成の行商列車ですが、現在は普通電車の最後部車輌に一般客を乗せないだけ ですから、特別に車内が違う電車が走っているわけではありません。したがって毎日違う電車が ドア付近に「行商専用車」のステッカーを貼って走っているだけです。
 昔は本当の専用電車で、窓には破損防止用の横桟を取り付けたり、大きな篭を背負う時に便利な ようにシートを特別に高く改造した車輌が一般の電車とは別なダイヤで、前面には「荷」と大書 したヘッドマークを付けて運転されていました。
 戦後最盛期には京成佐倉始発の3両編成が上野や押上げまで早朝から4往復も運転されていたそう です。都営線直通となった昭和35年頃から3往復となり始発駅も京成成田に変わって最後は1往復 にまで減少し、昭和57年3月13日からは専用電車が現在のように一般の電車の最後部に代わりまし た。それでも1/4世紀経過しています。
 行商の人達が昭和39年8月には1日702人利用した記録がありますが、現在は何人の人達が乗車して いるのでしょうか。
 最近刊行の『成田市史第四巻』には京成行商電車や行商組合のことが詳しく述べられていますので、 興味のある方はご覧ください。『鉄道ピクトリアル』787号(京成特集号)にもルポ記事が掲載されて います。
 以上、お役に立つかわかりませんが、ご参考までに。
 酷暑が続きそうです。ご自愛ください。

 8月20日
 えりっぷさんからメールあり
 ごぶさたしております。ホームページは欠かさずみております。
 今日市役所に行く用があり、京成佐倉駅に行きました。時刻表の掲示板に貼り紙をみつけました。
 「平日当駅8時09分発普通上野駅行き列車の最終車両は行商専用車両ですが8月14日(木)〜22日(金)は一般の お客様へ開放しますのでご利用ください 駅長」といった内容です。
 京成佐倉〜臼井間は車窓の眺めがすばらしく、青々とした稲穂? 、印旛沼がこころの疲れをわすれさせてくれます。
 行商専用車両ということばが珍しくメールさせていただきました。

 <返信>
 メール、届きました。
 行商専用列車ですか。来年もあったら乗ってみたいと思いました。
 ありがとうございます。

 8月18日
 「佐倉を調べる辞典類」、第一回入力終了。ご活用ください。

 当初、辞典類は掲載しない方向でした。しかし、公共図書館巡りをしているうちに満開佐倉文庫は地域電子図書館を目指そうと 考えるようになりました。いや、もともと集めていたものはそうであったのです。それにふさわしい言葉「地域電子図書館」を見つけた、というところでしょうか。
 公共図書館を巡っていると、多くの図書館ではインターネット予約ができるようになっていました。しかし、ネット予約するには 借りたい本の題名を入力しなければなりません。そこで満開佐倉文庫で本の目安がわかれば、借りるかどうかの役にたつのではないかと 考えたしだいです。
 ですから、満開佐倉文庫の位置づけは、本を借りたい人と公共図書館の中間にいて、本を借りたい人のお役にたてれば幸いと考えました。
 そうなるとやはり文庫には参考図書が必要と思うようになりました。もっとも、参考図書は普通、貸出禁止になっていますから、図書館に行かなければならないのですが、 それでも調べる目安ができるものといえます。
 文章は整理されていませんが、文庫の方向性はご理解いただけたものと思います。

 8月17日
 「佐倉を調べる辞典類」を作成中。

 8月16日
 「佐倉を調べる辞典類」を工事中。

 8月15日
 リニューアル終了。
 今回のリニューアルは、検索しやすいトップページということを目指し、トップページの簡素化に取り組みました。
 ところがトップページの項目組み合わせを換えていたら、「詳細」の文章も換えざるを得なくなりなりました。
 そのようなわけで、第2層のページも修整することになり、あれこれ修整しているうちに、たいへんな作業量となってしまいました。
 これからも、ホームページを訪れてくれるみなさまのために、よりよい構成に努めていきます。

 8月8日
 トップページ、ミニリニューアル中。

 8月6日
 公共図書館を巡っているうちに、当ホームページの補強部分が見つかりました。そのようなことで、 所蔵資料を充実させることにしました。
 今回は書籍「堀田正睦公開国偉績」、 古文書「弘化三年八月〜九月 佐倉藩主九十九里海岸巡見につき宿役記録」を、右欄「満開佐倉文庫資料館」に掲載しました。
 詳細は後日記しますが、まずはご覧ください。

 8月5日
 満開佐倉文庫の参考にするため、ネットで公共図書館サービスめぐりを始めました。
 今回は、千葉県の図書館めぐりです。
 千葉県立図書館では、「千葉県関係索引データ検索」があり、その中に「東総地域人名索引検索」がありました。 東総地域にある市町の市史、町史に出てくる人物の名前が検索できるものです。時間のかかった仕事と思いますが、参考となります。 また「資料の森」では、千葉県の関した貴重な史料が電子化されていました。「レファレンス事例集」もありました。

 我孫子市民図書館では、「我孫子コーナー」があり、「我孫子を調べる」や「我孫子市ゆかりの人と作品」が参考になりました。

 市川市中央図書館では、「地域情報データベース」があり、文学、歴史、ゆかりの人などが検索できます。よくまとまられています。 「レファレンス事例集」もありました。

 柏市図書館では、「柏市に関する本」の紹介がありました。

 佐倉市立図書館では、「佐倉を知る」ということで「佐倉学」を初めて学ぶ時に参考となる資料のリストを掲載しています。 「仲町つれづれ〜佐倉図書館通信〜」として、佐倉図書館から様々な話題を発信しています。

 船橋西図書館では、所蔵資料として下総の浮世絵を紹介しています。充実した資料です。

 8月4日
 満開佐倉文庫の参考にするため、ネットで公共図書館サービスめぐりを始めました。
 今回は、埼玉県の図書館めぐりです。
 参考にしたいサービス項目・機能を持っている図書館を紹介します。

 埼玉県立図書館では、「テーマ別資料リスト」「調べ方案内」「レファレンス事例」「調査研究に役立つリンク集」が充実しています。 「テーマ別資料リスト」では、図書館で展示した資料の資料リストが配布されており、参考になりました。また、「調査研究に役立つリンク集」は 各所属のレファレンス事例があり、これも参考になりました。

 八潮市立図書館では、「お楽しみページ」があり、図書を使って調べられるような問題が出されていました。これは、面白いと思いました。

 蓮田市図書館では、「蓮田散歩」「文学散歩」があり、 図書館周辺の四季の移ろいや文学などが地図や写真で紹介していました。これも良いですね。

 所沢図書館では、「所沢の足跡」があり、図書館の広報誌で取り上げたコラムを年度ごとにまとめて紹介していました。

 8月1日
 満開佐倉文庫の参考にするため、ネットで公共図書館サービスめぐりを始めました。
 今回は、神奈川県の図書館めぐりです。
 参考にしたいサービス項目・機能を持っている図書館を紹介します。

 横浜市立図書館には「レファレンス事例」がありました。また「デジタルアーカイブ」があり、横浜市が収集してきた資料をより多くの市民に、様々な形で提供するサービスを行っています。 これは、当文庫でもやりたいと思っているものの一つです。

 相模原市立図書館では「郷土メニュー」があり、郷土資料の検索と知りたいことから探せる一覧表がありました。すっきりしていて見やすいです。

 7月26日
 Mさんから、ハクビシンを見たというメールあり
 7月15日(火)PM11時ころ、水道道路を志津方面から佐倉方面に向かっているとき、京成志津駅入口のマツモトキヨシ(薬局)を 通り過ぎたあたりをハクビシンと思われる生き物が横切っていきました。
 交通量が少なかったので幸いでしたが、左右も確認せず、小走りで過ぎていきました(笑)。
 横からの姿なので、特徴である鼻の白いスジは確認できませんでしたが、狸にしては細身で尻尾が長かったので、ハクビシンと思われます。
 住宅街のどこに巣をつくっているのでしょうか。交通事故にあわなければいいのですが。

   <返信>
 ありがとうございます。小生の親が家庭菜園をやっていますが、トマトやトウモロコシがかじられてしまったと嘆いていました。

 7月24日
 満開佐倉文庫の参考にするため、ネットで公共図書館サービスめぐりを始めました。
 まずは、東京の図書館をめぐり始めました。
 参考にしたいサービス項目・機能を持っている図書館を紹介します。

 狛江市立図書館に「狛江市ゆかりの作家」という項目があります。 これは、狛江市に在住・在勤の著作者の方々(過去の在住・在勤者も含みます。)の作品を掲載しています。 貸出しの関係からか、狛江市立図書館で著作を所蔵している方を掲載しています。
 満開佐倉文庫でいえば、佐倉市民本に分類される作品です。

 多摩市立図書館の、「分野別検索」は、多摩地方の歴史や自然、文学など幅の広い領域を検索できます。

 調布市立図書館の「市民の手による、まちの資料情報」では、「調布の文学」「映画の町調布」「ちょうふ人間模様 伝えたい〜人と人生」など、 満開佐倉文庫でも収集対象としているテーマを整理していました。

 くにたち図書館では、「図書館資料ボランティア」がおり、「くにたちしらべ」をつくっています。

 西東京市図書館では、「分野別検索」で郷土の資料が検索できます。

 日野市立図書館では、「日野市によくある質問」の回答が公開されており、レファレンスが充実しています。それから新選組リンク集があって楽しいです。

 武蔵野市立図書館では、「武蔵野市に関するレファレンス集」が公開されています。

 いずれも、満開佐倉文庫で参考にしたいサービス項目・機能です。

 7月15日
 今までのメールを読み返していて、ふと気付いた。近ごろ鉄ちゃんの話題がなくなったと。
 何か市内の駅、鉄道に関した話題提供をお待ちしています。アイスの思い出とか(これだけでわかる人にはわかるんですね)、私のコレクション、私の一品とか、何か楽しい話をお願いします。

 6月29日
 新居に移って1年近く経とうとしている。小さな書斎らしき空間ができ、本を並べていたが、整理はしてこなかった。 倉庫から取り出せない本が多くて、本棚を整理する気がなかったからである。
 それが、近ごろ本棚に目がいくようになった。倉庫に積み上げられた本を探して腰を痛めるより、新たに本を購入し始めたのである。 必要な本が揃うにつれ、本棚に目がいくようになったしだい。
 購入するといっても、本は1冊1円の本がほとんどの中古品。送料を入れても341円で購入できる。コレクションを充実させるにしても、1つ341円で買えるなら安いものである。 以前買えなかった単行本も、難なく手に入れることができる。そのようなことで、本棚を少し整理したり、眺めたりするようになった。
 もちろん、それほど広い本棚ではないが楽しいものである。と同時に、本棚がまもなくいっぱいになりそうだということに気付いた。いずれまた、倉庫に積み上げなければならなくなるのだろうか。

 6月27日
 ここのところ、ブルーベリーの収穫期となり、朝早く起きるが、収穫できない。ある朝、実の房が落ちていた。「鳥だ!」。鳥に食われていたのだ。
 ビワも鳥に突っつかれていた。そのようなことで、実れども収穫なし。

 6月19日 
 満開佐倉文庫情報
 拙著「電子図書館 満開佐倉文庫」が、国立教育政策研究所の情報検索演習問題(2007年)に使われていました。  こちら

 拙著「電子図書館満開佐倉文庫」が、鶴見大学の2007(平成19)年度後期:情報検索演習問題に使われていました(第9回資料から推察)。  こちら

 <館主より>
 拙著「電子図書館 満開佐倉文庫」が、大学や国社研の演習問題に使われるなんてありがたいです。これからも、より一層、ホームページを充実させていきますのでよろしくお願いします。

 6月5日 
 佐倉情報
 国立歴史民俗博物館で「近代医学の発祥地 佐倉順天堂」展が開催されています。
 2008年6月29日(日)までです。ご覧ください。

 6月3日 
 わがホームページが、早いもので開設8周年を迎えた。
 これまで訪れてくれたみなさま、そして情報を提供してくれたみなさまに感謝いたします。みなさまに支えられながら歩んだ8年間でした。
 あっという間の8年間でしたが、日記を振り返ってみると、ずいぶんいろいろな情報が集まったと感じます。
 いつもなら、開設記念オフ会を行っていましたが、今回は行いません。年末のオフ会を楽しみにしていてください。

 ホームページをつくるときに考えたことは、とりあえず10年ぐらいはやってみようと思ったことでした。
 深い理由はありませんが、10年も続けられれば何か佐倉のデータにでもなるだろうと考えたからです。
 10年経ったときどうするかは、そのときに考えましょう。

 5月23日 
  <えりっぷさんへ>
 5月5日にワインの注文方法を送信したものから、「受信者にメールを配信できません」とメッセージが出てしまいます。 これ以後、私の返信は届かなくなっていることになります。
 でも、えりっぷさんからのメールは届きます。
 私も以前、このようなことがありました。私の時はウイルスバスター2008にして、セキュリティーを高くしたときに、 みなさんからいただく多くのメールが、「迷惑メール」として処理されてしまいました。そこで、セキュリティーを下げたら、元にもどりました。
 少し、プライベートな掲示になりますが、えりっぷさんにメールが届かないので、紹介します。
    原茂ワイン株式会社
 п@0553−44−0121
 FAX  0553−44−2229
 津田仙没後100周年記念ワイン 白 720ml  1270円
 津田仙没後100周年記念ワイン 白 1800ml 2655円
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 送料 1本 500円
    2〜11本 700円
 送り先の名前、住所 電話記入となっています。
 限定品のため、事前に電話をして、まだ在庫があるかどうか確認してから申し込んでください。

 5月22日 
 <えりっぷさんへ>
 えりっぷさんからいただいたアドレスにお礼のメールを送りましたが、「受信者にメールを配信できません」とメッセージが出てしまいます。
 過日、ワインのメールも送りましたが、このときも同様のメッセージが出てしまいました。
 私のメールが届いているか確認してください。

 えりっぷさんから佐倉本情報
 『佐倉市史』第4巻 近代編が発行されました。図書館にありますので、是非お読みください。編纂された皆様のご苦労ははかりしれないものがあります。市民の一人としてはとても待ちに待った一冊です。

 <返信>
 ありがとうございます。さっそく読んでみます。

 4月30日 
 まんさく家庭果樹園のスモモ  
 種類は、わからなくなりました。

 4月28日 
 佐倉情報
 4月26日、青山学院大学で「津田仙没後100年記念プログラム」が行われました。仙は青山学院大学の設立に尽力した人です。その功績をしのびました。仙は福沢諭吉と並び称されてよい人ということでした。
 講演の後、会場を移して津田仙が紹介した西洋野菜を使った料理、それから仙が日本で最初に出版された西洋料理本を共訳しており、そこに掲載された料理によるパーティーが 行われました。私はこちらに興味を持っており、参加しました。
 料理は、現在のもとのほとんど変わりません。というか、明治初期にはすでに現在の西洋料理が食べられていたんだなと思いました。
 またワインを奨励した人としても知られており、山梨県勝沼町のワイン資料館には仙が紹介されています。その関係で原茂ワイン株式会社では 津田仙没後100周年記念ワイン」がつくられ、試飲が行われました。ラベルも特注で白ワインが「仙」、赤ワインが妻の「初」という名前です。とてもおいしいワインで、注文もできます。
 さらに仙が設立した学農社で近代農業を学んだ盛岡の三田義正は、農場をつくり今日にいたります。 「盛岡りんご物語」は保存料無添加で、甘いジュースです。これも取り寄せができます。

 4月25日 
 新聞情報
 〔近代農業の父 津田仙に学ぶ〕
 佐倉藩出身の偉人津田仙の没後100年にあたる、4月24日、佐倉市立東小学校で仙ゆかりの「栗の木」の記念植樹と「津田仙メニュー」の給食を食べました。
 栗の木は、仙が中国から持ち帰ったという「天津栗」の木の苗木が会津坂下町にあり、その種をもらって生育していた苗木です。
 津田仙メニューは、仙が日本に初めて紹介したアスパラガス、レタス、ブロッコリー、イチゴなどを使って栄養士が独自に作った料理です。
 当日は、津田仙のひ孫にあたる方の講演もありました。(千葉日報 2008年4月25日 県東版)

 *今年は日米修好通商条約が調印されて150周年記念にあたる年であり、佐倉市でもこれから1年間にわたる行事を行うこととなっており、そのスタート事業でもあるという。

 4月20日 
 歴博のショップで、安久津和巳さんのアートマップ(佐倉、他)が販売中です。
 佐倉の町の鳥瞰図は、A4判が「佐倉空中散歩」 A3判が「佐倉」です。城下町佐倉を俯瞰していますので、 まさに鳥になった気分で、城下町を眺められます。

 <返信>
 ありがとうございました。

   4月19日 
 節の介さんから佐倉情報
 佐倉城下町埋蔵金伝説
 〜オランダよりもたらされし財宝を探し出せ〜

 開催期間
 2008年4月16日(水)〜2008年5月18日(日)
 開催地域  佐倉市(佐倉城址公園周辺)
 参加費用  参加無料
 概要
 今年で開国150周年を迎える千葉県佐倉市で行われる宝探しイベント。
 佐倉藩藩主・堀田正睦公が残した埋蔵金を探しましょう。
 佐倉市にチューリップの咲くこの春、佐倉市を散策しながら宝探しを楽しめます。

 <返信>
 ありがとうございました。

 4月16日 
 節の介さんからメールあり
 小説の中の主人公が「佐倉」という名前の場合、文庫の収録対象情報でしょうか。他は、佐倉と関係がありません。

 <返信>
 小説の中の主人公が「佐倉」という名前の場合、これだけであれば収集いたしません。実は、名前だけの「佐倉」も探したことがありましたが、 少女コミック系の本が多くなり、このジャンルは撤退することにしました。
 私は、あくまでも佐倉という「土地つながり」、あるいは、わが佐倉を考える上で参考になる「佐倉」を対象にしていこうと思っています。
 グーグルで各地の佐倉を拾ってくれましたが、この場合の佐倉は、わが佐倉の成り立ちや、地勢を比較する上での参考となるものといえます。
 これからも、よろしくお願いします。

 4月12日 
 えりっぷさんからメールあり
 日ごろのご研鑽の状況、日々感歎しながら拝見しています。
 ところでチューリップまつりが4月16日から始まるそうですが、ことしのポスターはいつもと違います。みなさん気づかれておられるでしょうか。
 佐倉市在住の画家高橋真琴さんのイラスト全面にでています。志津地域でみつけるのはなかなかむずかしいのですが、出張所やふれあいセンターで見られます。昔からのファンの世代にはうれしいです。

 <返信>
 私も見ました。高橋さんは少女イラストで有名です。特に瞳に星を入れた最初の人ですね。
 佐倉には、「ルパン三世」の漫画家である、モンキーパンチさんもおります。その他にも、新進気鋭の漫画家もおりますので、活躍を期待しています。

 4月11日 
 佐倉炭が出てくる小説・エッセイA

 森鴎外
 「追儺」(明治四二年 『東亞之光』に発表)
  「頭の方を火鉢の佐倉に押附けて燃やす」

 「青年」(明治四三年 『昴』に連載)
  「生けてある佐倉炭がまっかにおこっている」

 国木田独歩
 「節操」(明治四十年 『太陽』に発表)
  「火鉢には櫻炭が埋かって、小さな鐵瓶から湯氣を吐いて居る。」

 「竹の木戸」(明治四一年 『中央公論』に発表)
  「一表八十五銭の佐倉があれだよ」
  「佐倉が四個そっくり無くなっている」
  「土竈炭を袂に入れ佐倉炭を前掛に包んで」
  「『何炭を盗られたの』とお徳は執着くお源を見ながら聞いた。/ 『上等の佐倉炭です』」

 近松秋江
 「別れたる妻に送る手紙」(明治四三年 『早稲田文学』に連載)
  「火鉢の佐倉炭が、段々真赤に円くなって、冬の夜ながらも、室の中は湿とりとしている。」

 有島武郎
 「或る女」(大正8年 刊行)
  「奇麗にかきならされた灰の中に、堅そうな桜炭の火が白い被衣の下でほんのりと赤らんでいるのも」

 青木玉
 「小石川の家」(平成六年に講談社から発刊されたエッセイである。佐倉炭の話は祖父幸田露伴の晩年のことであるので、昭和十年代後半と理解される)
  「火鉢の炭は、夕ご飯の始まる前に、佐倉の切り炭を埋け直して灰でしっかり囲う。お燗をつけている間中、一定の火力を持っているように仕度する。 早目に気をつけておかないと出来の悪い炭にあたれば、一酸化炭素が出る」

 引用文献
 森鴎外「追儺」『現代日本文學大系7 森鴎外集』一 所収 1979年 筑摩書房 169P
 森鴎外『青年』 1989年 岩波書店 151P
 国木田独歩「節操」『日本現代文學全集 6 国木田獨歩集』所収 1978年 講談社 292P
 国木田独歩「竹の木戸」『牛肉と馬鈴薯・酒中日記』所収 1994年 新潮文庫 256P,265P,268P,274P
 近松秋江『別れたる妻に送る手紙』1997年 講談社 91P
 有島武郎『或る女』1998年 新潮社 257P
 青木玉『小石川の家』1997年 講談社 20P

 4月10日 
 佐倉炭が出てくる小説・エッセイ@

 尾崎紅葉
 「二人女房」(明治二四年 『都の花』に連載)
 「桐の刳抜の手爐に櫻炭が埋って」

 樋口一葉
 「われから」(明治二九年 『文芸倶楽部』に発表)
  「奥方は火鉢を引寄せて、火の気のありやと試みるに、宵に小間使ひが埋け参らせたる、桜炭の半ば灰に成りて」

 岡鬼太郎
 「ひだり馬」(明治四十年 刊行)
   「佐倉炭が一俵大事さうに置いてあるゆゑ」
   「佐倉でお風呂を立てると」

   夏目漱石
 「虞美人草」(明治四十年 朝日新聞に連載)
   「佐倉炭の白き残骸」
 「文鳥」(明治四一年 大阪朝日新聞に連載)
   「今朝埋けた佐倉炭は白くなって」

 「彼岸過迄」(大正元年 朝日新聞に連載)
   「佐倉を埋けた火鉢を勧めて」

 「行人」(大正元年 朝日新聞に連載)
   「新しく活けた佐倉炭」

  引用文献
  尾崎紅葉『二人女房』 1993年 岩波書店 106P
  樋口一葉「われから」『現代日本文學体系5 樋口一葉・明治女流文學・泉鏡花集』所収 1978年 筑摩書房 80P
  岡鬼太郎「ひだり馬」『もやひかさ』所収 1908年 佐久良書房 49P,50P
  夏目漱石『虞美人草』2000年 岩波書店 121P
  夏目漱石「文鳥」『現代日本文學大系17 夏目漱石集』一 所収 1980年 筑摩書房 316P
  夏目漱石『彼岸過迄』2006年 新潮社 61P
  夏目漱石「行人」『現代日本文學大系18 夏目漱石集』二 所収 1980年 筑摩書房 215P

 4月1日 
 桜満開。

 3月の訪問者数(アクセス)1183人 一日平均 38,1人
 ありがとうございました。

 今日は、新しい辞令をもらった人が何人か挨拶にみえた。各職場でのご活躍を期待します。

 3月31日 
 えりっぷさんからメールあり
 今日、昼ごろ南志津公園を通りましたが、ほぼ満開でお花見のシートがちらほらみえました。でも寒いです。
 今、このホームページで紹介された津田仙の本を図書館で予約しました。

 <返信>
 今年は、佐倉生まれの津田仙の没後100年にあたります。4月26日(土)には、青山学院大学で仙の講演会が行われます。
 仙は、青山学院大学の前身の一つである女子小学校をつくった人です。この創立記念日が、青山学院大学の創立記念日になっているんですね。
 仙の娘は梅子で、こちらは津田塾大学(当時は女子英学塾)をつくりました。明治時代、親子で女子教育に情熱を燃やしていたんですね。
 彼は、日本で初めて通信販売を行ったり、西洋野菜を初めて日本で栽培したり、 東京市に最初に街路樹を植えたりしています(ということは、日本で最初の街路樹を植えた人といえると思います)。とにかく、すごいエネルギーのある人でした。津田仙が広く知られるようになると良いですね。

 3月30日 
 志津地域の桜は5.6分咲きくらいでしょうか。志津図書館分館近くに「のびのび公園」という小さい公園がありますがまだ、満開ではないようです。
 成田街道沿いでユーカリが丘駅に行く途中に見えます。結構きれいですよ。
 花粉症はまだまだピークです。日々苦しいです。

 <返信>
 ご無沙汰しています。
 ありがとうございます。さっそく探してみます。
 今日、佐倉城址公園の桜を見てきました。こちらは、ほぼ満開でした。
 でも、少し寒かったです。

 3月19日 
 節の介さんからメールあり
 定例行事ですが連絡します。
 JR東日本「駅からハイキング&ウォーキングイベント」関東・甲信越 2008年4・5・6月号で、4月5日(土)城下町佐倉お花見ハイキング 昔の面影残す城下町 薄紅色に誘われて・・・の案内記事が掲載されています。
 今年は、城跡公園の桜の満開時期とタイミングが合いそうですね。

 <返信>
 ありがとうございます。さっそく、チラシを探してみます。
 例年、多くの人が参加されています(2000人近くでしたか)。今年も晴れると良いですね。
 大河ドラマ、篤姫が江戸に向かいますから、そろそろ老中堀田正睦が登場しそうですね。 テレビと花見が重なると最高、効果バツグンです。

 3月18日 
 千葉市のSさんからメールあり
 先週の土曜日、折からのぽかぽか陽気、ひとつ思い立ってかつて歩いた佐倉の坂道に行ってみることにしました。

 車を岩淵薬局向かいのスーパーに止め、薬師坂を上って麻賀多神社、新町、裏新町と足早に巡り、猿が脇の坂を下ってひとまわりしました。
 街を歩いてみるのは20数年振りで、建物や道が新しくなっていたこと、特に市立美術館の偉容は印象的でした。
 猿が脇の坂は好んで通ったはずだったのですが、いざ行ってみると、さすがに記憶がだいぶ薄れていることに気が付きました。
 当時のことを想い出すのには少し時間が必要なようです。また今度、ゆっくりと街巡りをしてみたいと思います。

 <返信>
 少し暖かくなり、リュックを背負った人を見かけるようになりました。
 城下町佐倉に桜が咲くのは、まもなくです。また、お越しください。

 3月7日 
 えりっぷさんからメールあり
 花粉症のピークがきてしまいました。毎日なみだ目くしゃみの日々です。
 ところで「さくらおぐるま」39号が佐倉市立図書館より、刊行されたようです。
 佐倉学は3篇のせていただいたようで、ちょっと進歩でしょうか。みなさんも見かけられたら是非手にとってお読みください。
 そして、今年も是非参加してください。自分の文章が活字になるというのは実に楽しいことですよ。

   <返信>
 先日、図書館に行きましたら読書感想文集「さくらおぐるま」がありましたので見ました。
 みなさん頑張っていますね。
 この雑誌は、市民の方が応募できる文集として定着していますね。その中に、佐倉学に含まれる本の感想については別枠で掲載されているんですね。このようなこだわりっていいですね。
 いかにも佐倉らしい市民感想文集です。

 3月6日 
 節の介さんからメールあり
 佐倉観光循環バスのルートとバス停位置をマップに表示しました。
こちら
 よろしかったら掲載下さい。

 <返信>
 またまた、ありがとうございました。佐倉の地図情報が充実してきましたね。
 これからも、ユニークな地図情報を提供ください。

 3月2日 
 節の介さんから、城址公園にある満開佐倉文庫認定の桜の開花情報あり。
 標本木の開花日予測の参考用として2008年3月2日の朝に城跡公園内の天守跡の近くにある カワヅザクラの開花状況を観察したところ、6輪以上が咲いていました。(写真
 3月1日の朝には咲いていなかったことを散歩中の方からうかがいましたので、カワヅザクラの開花日は3月1日でしょう。
標本木としているソメイヨシノはまだつぼみが固そうです。(写真

 開花予想には種々の条件を組み合わせた検討が必要でしょうが、 単純に、カワヅザクラの開花との関係だけで予想してみます。
 2007年2月17日頃 カワヅザクラ開花日
  3月25日  ソメイヨシノ開花日
2008年3月01日  カワヅザクラ開花日
という実績から、標本木の開花日は昨年よりも少し遅れて、3月30日と予想します。

 <返信>
 毎年、城址公園の桜情報をいただきましてありがとうございます。
 いよいよ桜の季節が近づきましたね。
 佐倉は桜の名所なんだから、佐倉市の桜で開花情報を共有しましょう。

 3月1日 
 少し古い話になりますが、テレビの土曜サスペンスで、佐倉の千成で殺人事件があったという想定のドラマがあったそうです。
 いつごろ、どのようなストーリーであったのか、わかりますか。資料などありましたら教えてください。

 2月26日 
 千葉市のSさんからメールあり
 ご連絡ありがとうございました。節の介さんが教えてくれた WEBサイトを見てみました。  散策マップ
 見ていると、色々な風景が想い出されてきました。

 今は散策路が整備されているんですね。 私が好んで通った道も散策路になっているようです。
 名前の付いている坂は案外少ないようですね。 もっとも、坂道を歩いていた時には、そこに名前がついているというこ と自体を知りませんでしたが。

 ところで、NHKの大河ドラマを毎回見ているのですが、今回の「篤 姫」には堀田正睦が登場するそうなので、今からとても楽しみにしてい ます。
 その関係で、篤姫の名を憚り、正篤から正睦と改名したというエピソー ドを初めて知りました。

 〈返信〉
 私も大河ドラマを楽しみにしています。
 お仕事が暇になりましたら、どうぞ佐倉にお越しください。

 2月19日 
 節の介さんからメールあり
 先日(2月13日 掲載)の佐倉の坂の記事に関連し、市役所のWEBサイト内に次の案内がありますね。
 散策マップ

 〈返信〉
 ありがとうございました。

 2月18日 
 浦安市のSさんからメールあり
 先日は文章講座に飛び入り参加させていただきありがとうございました。2時間は、あっという間にすぎてしまいました。 松島先生の興味深いお話、また皆様方の文章の朗読が私の胸にせまりました。
 駅までの帰り道も親切にしていただき、歴史民俗博物館以来の訪問でありましたが、佐倉市は私にとって、とても印象深い、温かなところになりました。
 もう少し住居から近ければ何度も通いたいところです。この機を大事にし、再び松島義一先生にご指導いただけるチャンスを望んでおります。 H様をはじめ「俄」の皆様に、どうか、よろしくお伝え下さいませ。

 〈返信〉
 文章講座、ごくろうさまでした。当ホームページがお役に立って何よりです。 佐倉は歴史の見える町です。どうぞ、これからもお越しください。Hさんに伝えます。

 2月15日 
 <返信>
 Sさんへ、満開佐倉文庫を運営している亀田雄岳と申します。
 当ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。Sさんにとって、少しは参考になったようで幸いです。
 佐倉坂道マップという独立したパンフレットはありませんが、最近ではいくつかのパンフレットが出ており、 その中の地図に紹介されています。

 私もSさんと同じように、坂から尾道、長崎、函館などを思い浮かべました。 人に話すときにも、そのようなことを話しています。そのような町は魅力的で、小説が生まれるんですね。 私と同じ気持ちを持っていた人に出会えて嬉しいです。
 これからも、よろしくお願いします。

 2月13日 
 初めてメールをいたします。千葉市のSと申します。
 Googleで、「鉄道忌避伝説」「佐倉」で検索をしましたところ、貴HP にたどり着きました。

 なぜこのようなキーワードで検索をしたかと申しますと、先日書店で、貴HPにも紹介されている「鉄道忌避伝説の謎」をたまたま手にしたからなのです。
 私は佐倉高校出身で、高校の3年間、実家のある四街道から佐倉まで国鉄で通学をしておりました。 電車に乗っているのはわずか10分足らずでしたが、佐倉駅から学校までは、毎日20分以上の道のりを歩かねばなりませんでした。

 歩くこと自体は苦ではなかったのですが、なぜ駅がこんなところにあるのだろうかと疑問に思い、漠然と古い町にありがちな鉄道反対 運動があったに違いない、と考えていました。
 その答えが載っているかもしれないと思い本書を購入し、その理由に納得もしましたが、何か他にないか調べようとしたのでした。

 拝見していて大変興味深かったのは、映画「点と線」のロケが国鉄佐倉駅で行われた、ということでした。 さっそく確認をしましたが、まさしく佐倉駅で、たいへん懐かしいものがありました。
 ちょうど私が高校3年生の時に、橋上駅化工事が始まったと記憶してい ます。 はっきりと旧駅舎の様子を覚えている最後の世代かと思います。

 坂道の名前についても大変興味深く読ませていただきました。
 学校までの通学路は、岩淵薬局の前を通り、新道の下をくぐって進 み、 厚生園へ道が上り始める手前で脇に逸れ、急坂を上る、と いうルートでした。
 そもそも、くぐっていたのが「新道」であるということを、今回初めて 知りました。私は電車の時間に間がある時や、半ドンの土曜日は、帰路にわざわざ回り道をして 色々な坂道を見つけるのが楽しみでした。
 当時ようやく武家屋敷が着目され始めた頃でしたが、公開されている屋 敷も無く、観光案内なども無かったので、手当たり次第に細い路地 に 入っては武家屋敷はどのへんだろうかと歩き回ったものでした。

 また当時、広島県尾道市を舞台にした映画が公開されていて、とても好きだったのですが、それをなぞって佐倉の坂道を上ったり 下ったりして、いろいろと夢想していたものでした。
 高校卒業後、懐かしくなり坂道の地図を手書きしたこともありましたが、それもとうの前にどこかへ行ってしまい、記憶も すっかり曖昧になってしまっています。
 今、佐倉の坂道のMapはあるのでしょうか。

 以上、通りがかりでこのような駄文失礼いたしました。 20数年前に僅か3年間の高校生活しか送っておらず、また近年 佐倉へ足が向くこともありませんので、提供出来る情報などもありま せんが、もし「佐倉本」を見つけたらご連絡差 し上げたいと思っております。

 2月12日 
 えりっぷさんからメールあり
 長期?休養も終わり、どうやら風邪が抜けそうですが、館主さまはどうですか。
 電子図書館のことですが、最近のコマーシャルにロボットが本の整理をしているようなシーンを見かけました。確かに国会図書館の電子図書館の検索を使うと 古書が拡大でき自宅で佐倉丸の乗組員の写真が見れてしまったりします。

 佐倉と印旛沼のホームページは見ている人の顔の見える電子図書館ではないでしょうか。インターネット上とはいえ、館主さまの人柄があたたかく伝わってくるのです。 どんな時代になっても、どんなに便利になっても人と人とのつながりというものはなくしてはいけないと思います。ゆっくりページの更新していってください。

 〈返信〉
 ありがとうございます。しばらく体調不良でしたが、ようやく気力がもどってきました。無理をせず、マイペースで更新をしていきます。

 2月4日 
 節の介さんから地図情報のメールあり
 マップ更新しました。
「地名」
2008.02.03 豊田市久木町屋佐倉/角田市梶賀字本佐倉を追加 2008.02.01 北から順にマークを並べ替えました。

「名称」
2008.02.03 佐倉神社(愛媛県)、佐倉神社(長野県)、佐倉神社(長野県)、佐倉神社(北海道)、城山佐倉神社(長野県)、佐倉下池(岡山 県)、佐倉上池(岡山県)、佐倉川(岡山県)を追加
2008.02.02 項目毎に北からマークを並べ替えました。
 なお、最新追加分は最下行のままです。

 マップ 全国の公共施設名「佐倉」を新設しました。

 〈返信〉
 大変な作業です。ありがとうございました。全国の公共施設名「佐倉」を左上欄に掲載しました。

 1月30日 
 電子図書館について考えるB
 いろいろと電子図書館について考えているがまとまらず。結局、私は理論、理屈を考えるのは苦手だということがわかりました。 そんなことを考えているなら、ホームページを更新した方が有意義ということなんです。
 やはり、元にもどって、「実際の整理過程が、私の考える電子図書館」ということになります。 つまり、収録し、修正しながら成長していくということです。

 1月29日 
 節の介さんからメールあり
 地図情報に次の地点を追加しました。

全国の地名「佐倉」の項目
 山形市佐倉宿
 京田辺市普賢寺佐倉谷
 佐倉市大佐倉
 酒々井町本佐倉
 酒々井町上本佐倉

全国の名称「佐倉」の項目
 佐倉橋
 佐倉城
 大佐倉城

 〈返信〉
 ありがとうございました。地図情報は左上欄に収録しています。

 1月28日 
 電子図書館について考えるA
 考えることにしたので、電子図書館についての本を購入することにした。泥縄である。といっても、どの本がどの程度の内容なのかわからないので、 とりあえずインターネットで電子図書館と検索できたものの中から購入する。
 津野海太郎『だれのための電子図書館?』、田畑孝一『デジタル図書館』、青空文庫編『青空文庫へようこそ』、 原田勝・田尾裕之編『電子図書館』、谷口敏夫『電子図書館の諸相』、宮井均・市山俊治『電子図書館が見えてきた』、 合庭惇『デジタル知識社会の構図 電子出版・電子図書館・情報社会』、野口英司編著『インターネット図書館 青空文庫』である。

 まず気づいたことは、野口英司編著『インターネット図書館 青空文庫』は2005年の出版であるが、その他の本は、いずれも1999年の出版であった。 別に私は1999年に出版された電子図書館の本を探したというのではない。電子図書館という題名の本を集めたら、1999年に出版された本がほとんどであったということである。

 1999年がどんな年であったのか思い出せないが、各著者が執筆するきっかけは、1999年の数年前に遡るのだろう。数年前といえば、マイクロソフト社から Windows 95が発売されて、まもなくのこととなる。そのころすでに、電子図書館というものを考えていたとは感心をする。

 そして、当ホームページの立ち上げが2000年6月。私も多くの本が出版された翌年には電子図書館という言葉を使っていたことになる。もちろん、電子図書館とは何ぞやということなどは 深く考えずに、巷で聞き覚えた言葉を安易に使ったというところである。

 1月24日 
 電子図書館について考える
 読売新聞の「日本の知力」(1月10日 当サイトに掲載)という論考を読んで、電子図書館について考えてみることにした。
 これまで私は満開佐倉文庫を電子図書館といいながら、電子図書館とはインターネットを使って図書情報を提供する、という程度の認識でしかなかった。
 一言でいえばそうであろうが、その理屈付けや詳細については深い考えを持っていなかった。
 その程度の認識しかないが、貸し出す蔵書を持っていない仮想の図書館であることを知っていただくために、あえて電子図書館と称している。

 私(満開佐倉文庫)は佐倉という文字が出てくる本を収集していたが、現在の溢れる出版状況では一人で探せなくなり(漏れ落ちる本が多く)、ホームページを立ち上げて情報を集めることにした。
 そして、みなさんと探し始め、教えていただき、その情報を公開し、今日に至る。
 つまり電子図書館とは、こうあるべきだという理論や分類を持って収集・整理してきたのではない。新しい本に出会うたびに、このような本は どのように収録したらよいのかと迷い、分類し、多くの人が利用できるようにしてきた。

 そのような実際的な整理過程が私の考える電子図書館であって、その形は、まだ途中報告でもある。作りながら考えている。

 1月23日 
 節の介さんからメールあり
 地図情報を採用していただき、ありがとうございます。気付き事項を連絡します。
 ・名称「佐倉」のマップの初期画面のスケールが どういう訳か、中途半端で台湾のズームになっています。(原因と対応策が分かりません・・・)

 ・現在の設定では、TOP画面で各地図をクリックすると 小さな画面(左側に記号リスト欄無し)が表示され、地図の下の「大きな地図」をクリックすると ようやく実用的な画面が表示されます。
 上記、2つのことの改善策として、TOP画面のジャンプ先を
http://www.mankai-sakura.com/map01.html

http://www.mankai-sakura.com/map02.html
に設定するのではなく
直接に、大きな地図へのジャンプ先のURLを設定してはどうでしょうか。
 この場合、URLが長いので、メール本文上での改行時のエラーを避けて 添付ファイルに記載していますので、これをコピーしてリンク先の設定をして下さ い。

 〈返信〉
 ありがとうございます。さっそく、やってみます。
 名称「佐倉」のマップの初期画面のスケールについては、やはり日本列島にズームせず、台湾にいってしまいます。
 でも、名称をクリックすれば、目的地にたどり着けますので、とりあえずこれでスタートしましょう。 そして、修正方法がわかった時点で修正することにしましょう。

 1月22日 
 浦安市のCさんから文章講座申込みのメールあり
 私は浦安に住んでいる者です。初心者ですが文章講座に参加させていただき学ばせて頂きたいと思います。 定員オーバーになっていないでしょうか。間に合いましたら よろしくお願いいたします。

 〈返信〉
 こんばんは
 満開佐倉文庫を運営している亀田雄岳と申します。 文章講座参加の件、さきほど主催者から了解をいただきました。 ご参加ください。
 Hさんという女性に話しておきました。 受付で、満開佐倉文庫から申し込みましたと話せばわかります。
 なお中央公民館は、京成佐倉駅、JR佐倉駅から歩いて20分くらいかかると思います。 バスはありますが、あまり出ていないと思いますので、徒歩がよろしいかと思います。
 これからも、満開佐倉文庫をご覧ください。そして、何か佐倉の情報がありましたら教えてください。

 1月21日 
 節の介さんからメールあり
 googleのマイマップの作成サービスを利用して次の2種類のマップを作成してみました。
 全国の地名「佐倉」
 全国の名称「佐倉」

 〈返信〉
 節の介さんが、全国にある「佐倉」という地名や名称を地図上に落としてくれました。とてもすばらしい作品です。ぜひ、当ホームページに貼らせていただきたいと思います。
 ありがとうございました。  そのようなことで、当ホームページの左欄上に掲載しています。どうぞ、ご利用ください。

 1月20日 
 昨日の続き6
 V類の郷土資料について記す。
 郷土資料については、2000年以後のものを収集・整理している。これは、次の理由による。
 2000年以前のものまで対象とすると、際限なく広がり収拾がつかなくからである。
 たとえば、一つの事件の資料を集めるということは、それだけで研究史としての論文になってしまう。インターネット時代になると、それだけでは足りないと思うが、 そのようなことは研究者に任せれば良いと思っている。

 2000年以降の本は最新の論考と考えており、これは紹介していきたい。郷土資料は、過去に遡らず、新しいものだけを紹介していきたい。

 ところが2000年以前の郷土資料でも、佐倉や人物を語る上での基本資料や、研究のスタートとなる郷土資料、新しい考え方が述べられている郷土資料は「郷土資料(2000年以前)・備忘録」として収録していく。
 その判断は私がしますので、お手数ですが連絡ください。

 なお、郷土資料についての問い合わせや、こういう資料を見つけたというメールは2000年以前のものでも受け入れていますので、お寄せください。 ホームページには掲載しませんが、大いに郷土資料について語りたいと思っています。
 私は郷土資料については大いに興味がありますが、ホームページの運営上、とりあえず2000年以降から掲載しようというだけです。


 1月19日 
 これまで考えてきたことを整理してみたい。これを仮に〔佐倉本収集分類〕としておく。
 分類は、私がどのような本を集めるのかという考え方を整理したもので、ホームページ上では、あまり関係がない。

   T類 佐倉本
   U類 佐倉市民本
   V類 郷土資料
   W類 佐倉情報
   X類 各地の佐倉本
     1)士幌佐倉本
     2)御前崎佐倉本

 内容
 T類 佐倉本
小説、エッセイ、ノンフィクション、漫画、一般雑誌など、「佐倉」が出てくる冊子

 U類 佐倉市民本
佐倉市民、佐倉に在住していたことがある人が書いた本、私家本、自分史

 V類 郷土資料
佐倉本の中で、郷土を研究するための学術雑誌・調査報告書・図録、冊子など

 W類 佐倉情報
テレビ情報、映画情報、新聞情報、CD、その他の情報など、佐倉を語る上で残しておきたい情報や記録

 X類 各地の佐倉本
佐倉と地名のついた各地の郷土資料
      1)士幌佐倉本
      2)御前崎佐倉本

 1月18日 
 昨日の続き4
 佐倉という地名を持たなくても佐倉とつながりのある地域の本は、どのように扱うか。それは、江戸時代、佐倉藩の飛び地であった地域の本について、ということである。

 たとえば、現在の山形市柏倉には佐倉藩の陣屋があった。佐倉から派遣された藩士数十人が住み、領内を治めていた。当時、周辺の地域では、まだ行われていなかった 種痘を施し、領民を救っている。また、佐倉藩11万石中、4万石を占める土地であり、最上川の水運権を幕府と共に握っていた。最上川は山形で生産される米や紅花を 河口の酒田に送る大動脈であった。

 佐倉藩のことについては、木村礎・杉本敏夫編『譜代藩政の展開と明治維新』が基礎資料となる。柏倉は佐倉という地名が付けられていないが、江戸時代の佐倉藩経済を考える上で 欠かせない土地である。

 本書は郷土資料であるが、地域を冠した○○佐倉本ではない。そうではあるが、佐倉藩領の飛び地があった地域の本をまとめるのも理解しやすいかもしれない。 これは郷土資料の領域別で分類をするか。

 1月17日 
 昨日の続き3
 各地にある佐倉。現在、わが佐倉とつながりがある佐倉は、北海道士幌町にある佐倉である。その縁は、明治末期、旧佐倉藩主の子息である堀田正恒伯爵が開拓を行ったところによるもので、 地名は、わが佐倉に由来する。

 堀田家では北海道の開拓を思い立ち、堀田家の依頼により開拓可能な土地を探していた旧佐倉藩士・子弟の3人は、士幌を見下ろす小高い山(後に佐倉山と命名)に登り、 そこが開拓可能な土地と判断をした。以来、今日に至る。

 わが佐倉との関係を記す本は1985年に刊行された『貴跡』で、士幌町の図書館が所蔵している。また、開拓可能な土地を探した旧佐倉藩士斉藤米蔵は 旭川町長にもなった人物であり、彼の経歴や町長のときに行った業績が『旭川市功労者伝』(1960)に記されている。これも旭川市の図書館にある。
 『貴跡』は佐倉の郷土資料であり、士幌佐倉本でもある。『旭川市功労者伝』は、土地の成り立ちが書かれていないので旭川佐倉本ではなく、郷土資料である。

 1月16日 
 昨日の続き2
 各地にある佐倉という地名が出てくる本をどのように整理したらよいのか。
 細かくいえば、
 @各地にある佐倉という地名が出てくる本で、わが佐倉が出てくる本は満開佐倉文庫の分類ではV類 郷土資料と、X類 各地の佐倉本に含める。
 A各地にある佐倉という地名が出てくる本で、わが佐倉が出てこない本はX類 各地の佐倉本に含める。ただし収録する本は、当面、郷土資料とする。

 では、この各地にある佐倉本を収録する意味はどこにあるのだろうか。これについては、各地の佐倉の成り立ちを知るだけでも価値があると考えているが、 加えて、わが佐倉のルーツ探す一助になるのではないかとも考えている。また、わが佐倉と比較できるものがあると考えている。 それゆえ、収集する本は郷土資料が対象となる。

 気難しく考えているが、分類は実例から考えた結果の分類(机上の分類)であって、ホームページ上では分類による項目だしをしていない。いや、そのようなことを考えずに 作ってきたというところが実態である。
 分類は、私がどのような本を集めるのかという考え方を整理していると思っていただきたい。 ホームページでは、そのようなことにとらわれず多くに人に読みやすいように作っていきたいと考えている。

 1月15日 
 昨日の続き
 わが佐倉が出てくる『桜ヶ池 池宮神社孝』は、郷土資料にあたる。しかし、ホームページに収録する郷土資料は、2000年以降の本を対象としているので、1978年に刊行された『桜ヶ池 池宮神社孝』は 収録できない。
 そこで、「郷土資料(2000年以前)・備忘録」に収録しておきたい。また、それだけでは利用者が探せないこともあるので「御前崎佐倉本」にも収録しておきたい。
 一方、『浜岡町史』は当佐倉が出てこないが、御前崎の佐倉が記されている。そこで、本書は御前崎佐倉本としておきたい。
 この御前崎佐倉本は、とりあえず郷土資料を収集していきたいと思っている。
 続く。

 1月14日 
 佐倉本について考える
 昨年、御前崎市のMさんから御前崎にある佐倉が出てくる本と情報をいただいた。佐倉といっても、当佐倉が出てくる『桜ヶ池 池宮神社孝』と、わが佐倉が出てこないが御前崎市の佐倉が出てくる『浜岡町史』がある。
 これからも全国にある佐倉関連の本は収集したいと考えるが、さて、わが佐倉が出てくる『桜ヶ池 池宮神社孝』は佐倉本といえるが、『浜岡町史』は当佐倉本に、どのように加えるべきか考えた。

 全国には佐倉市以外にも佐倉という地名があるのだから、当然、このようなことは想定しなければならなかったのであるが、そこまで考えが及ばなかった。
 そのような深い考えを持たずに、ただ行き当たりばったりの収集と整理であった。そして、何か問題が生じたところで考えるといった歩みであった。体よくいえば、「実例で考える」ということである。

 考えたことは、やはり御前崎の佐倉本をわが佐倉本に集約してしまうと、利用者が混乱をしてしまうだろうということである。 そこで、以前、佐倉本から佐倉市民本を分離させたように、各地にある佐倉本も分離させて収録したいと考えることにした。

 つまり、満開佐倉文庫の分類(新分類)では、
 T類 佐倉本
 U類 佐倉市民本
 V類 郷土資料
 W類 佐倉情報(テレビ情報、映画情報、新聞情報、その他の情報)
 X類 各地の佐倉本
     1)御前崎佐倉本
  となる。

 分類は、利用者にとってわかりやすいほうがよい。そのようなことから、わが佐倉本とは切り離して、「御前崎佐倉本」と称することにした。

 ○○本というときには、市単位で称したほうがよいと考えている。本来、御前崎市の佐倉本は、御前崎市から見れば御前崎本になると考える。しかし、それでは佐倉関連が見えなくなってしまうので、 そのような本には佐倉市側から見て「御前崎佐倉本」と称しておきたい。

 さて、『桜ヶ池 池宮神社孝』『浜岡町史』を、どのように収録するか・・・。まだ、定まらず。

 1月11日 
 電子図書館について思うところがあり、ネットで電子図書館関連の本を数冊注文する。

 1月10日 
 1月6日付けの読売新聞朝刊(1面)に、「日本の知力」という文章が掲載されている。当日の題は「電子図書館 期待と憂い」であった。賛同する部分があったので紹介したい。

 概略は、現在「グーグルブック検索」は慶応大学と協力して大学が所蔵する本をネットで読めるようにする作業をしているという内容である。これは、グーテンベルグの活版印刷術以来の革命という。

 しかし、このような期待とともに検索で得られる情報は「知」ではないと憂いる。「知は、構造化され、体系性を持つ」というのである。また「知」は本質的に人の交流から生じるものだという。

 電子図書館に期待しつつ憂いるもの、その憂いるものは満開佐倉文庫においてはクリアしていると考えている。
 つまり、情報を年別、著者別などに整理しているから体系的になっている。また、一つの情報を共有し、検討し、結論に達する。そのような意見交換も活発におこなっている。

 そもそも当ホームページを運営するにあたって、私は一方的な電子図書情報サービスにはしたくなかった。
 私は、単に図書情報を提供するだけでは何か物足りないと考えていた。漠然とした言い方になるが、「人間味のない」というイメージを持っていたからである。
 そこで、人と人の触れ合いがある図書館、その温かさをホームページを運営する中で持ちたいと考えていた。まさに、知の積み上げには「人の交流」が必要と考えていた。

 さて、この電子図書館の将来であるが、「人類の知の在り方に大きな影響を与えるのは間違いない。まず、図書館自体は大きく変わる。以前は 『こんな本がある』と提供する仕事だったが、今後はユーザーから『こんな本(情報)はないか?』という要請に応えていく仕事が増す。『知の案内人』としての役割を果たさなければ ならない。」とある。文庫はその方向で歩んでいると思っている。

 それから「書物はいつの時代でも知の結晶とされた。 多くの書物を一堂に集めたいという欲求は、人類の文明と同じほど古い」ともある。これも然りである。

 本文は、満開佐倉文庫を運営する上で理論付けとなる話であるから、少し長くなるが引用させていただいた。これから参考とさせていただきたい。

 1月6日 
 節の介さんからメールあり
 あけましておめでとうございます。
 ホームページに掲載してあるデータの不整合について
 「恋と花火と観覧車」の上映年ですが、「佐倉ゆかりの映画」のページには平成9年とあり、 「映画パンフレット」のページには平成8年とあります。これは平成9年が正しいのではないでしょうか。

 〈返信〉
 おっしゃるとおり、「恋と花火と観覧車」の上映年については私の入力ミスです。平成9年ですね。

 ★★★
 トップ画面、2008年用に更新中。


 ★★★
 本日、読売新聞の一面、「日本の知力」に電子図書館の小文が掲載されていました。いずれ感想を記したいと思います。


 1月5日 
 昨年の訪問者(アクセス)総数、15272人、一日平均 41.8人でした。これほど多くの人に訪れていただいたことに感謝いたします。
 今年も、佐倉の歴史・印旛沼・文学に関した図書情報や、その他の公になった佐倉情報を掲載していきます。
 みなさまの情報提供をお待ちしています。

 1月4日 
 えりっぷさんからメールあり
 先日、再放送された「五稜郭」ですが、図書館にシナリオと文庫が存在するようです。早速ネットでシナリオ本に予約をいれました。
 森繁さんの演ずる佐藤泰然の演技に圧倒されました。今年は佐藤泰然さんのことを色々学ぼうと決めました!というわけで自分の興味を抱いたことを納得いくまで調べるという身勝手な本の読み方ですが、 今年もいろいろお世話になるかもしれません。よろしくお願いします。

 〈返信〉
 自分にとって興味のあることが一番読みたい本になるのですから、えりっぷさんの意にあったもので良いでしょう。 どのような佐藤泰然との出会いがあるのか、楽しみにしています。
 何かありましたら連絡ください。

 1月3日 
 昨年の末、えりっぷさんからメールをいただいていましたが、掲載が遅れました。申し訳ありません。
 頭の中を12月30日にもどって、お読みください。

 えりっぷさんからのメール
 ことしも一年ホームページで勉強させていただきました。ありがとうございました。
 今日たまたまCATVでテレビドラマの再放送を観たところ「佐倉順天堂の医者の」という台詞があり、びっくりでした。
 タイトルは「五稜郭」1988年の年末放送されたものでした。後編で木戸孝允のところに榎本武揚の助命を願いにとびこんだ老人が森繁久弥氏が演じる 佐藤泰然その人でした。榎本の妻は佐藤泰然の孫娘だそうですね。おそるべし佐藤泰然一族。途中からみたのでわからなかったのですが、 松本良順もでていたようです。年末は時代劇の再放送が多いので楽しみです。よいお年を。

 〈返信〉
 私は、当時、観ました。佐藤泰然役を森繁久弥が演じるというので「五稜郭」が始まるときには、ワクワクしていました。
 それこそ、テレビにかじりついてみていたことを覚えています。  当時、ビデオを撮りましたが、保存状態がよくなくカビが生えてしまいました。
 このころ日本テレビは、年末特集として題名が「三文字」にこだわっていたんですね。確か前年が「白虎隊」、そして「五稜郭」の翌年が「田原坂」でした。
 確か、「五稜郭」の脚本を書いた杉本義法氏が単行本を出しています。
 あれから、もう20年も経ってしまったんですね。「佐倉探し」も、懐かしい話ができるようになってしまいました。
 今度、私の佐倉探しにまつわる思い出話でも掲載しましょう。

 2008年1月2日 
 ホームタウン佐倉さんからメールあり
 明けましておめでとうごさいます。
 今年も館主様の一層のご活躍をお祈り申し上げますとともに、満開 佐倉文庫が、さらに発展されますことをお祈り致します。
 初詣はお近くでもあり、氏子でもある麻賀多神社でしょうか?
 昨年は私は京都で年を越しましたが、今年はおとなしく?自宅で新年 を迎えました。寝正月になりそうです。
 本年もよろしくご指導をお願い致します。
 テレビ(昨年は知恩院の除夜の鐘付きをみました)で除夜の鐘を聞き ながら0時発信

〈ホームタウン佐倉さん、みなさまへ〉
  明けまして
   おめでとうございます。
 昨年は、みなさまのご協力により充実したホームページをつくることができました。
 本年も、よろしくお願いします。

 私は年末年始に石垣島、西表島などにおりまして、年越しそばは「八重山そば」。
 初日の出は石垣島で拝み、竹富島で今年初めての運行となる水牛車に乗って島めぐりをしていました。
 初詣では、川平湾を望むところにある社で済ませ、また地元の人が神社(名前を失念)に初詣をしている 場所をバスで通過した(ガイドの説明を受けた)という具合でした。
 自宅には夜中に帰ってきましたので、本日、麻賀多神社にお参りにいきます。
 そのようなことで、情報化社会とは無縁の、癒しの時間を過ごしてきました。
 今、インターネットが新鮮に感じられます。







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