与世里盛春


植物のサクラオグルマを発見した人です。情報がありましたら、お知らせください。

                        【2007年5月28日 新設】 


 6月5日 
 えりっぷさんからメールあり
 先日ネットで見つけた文章が気になって出典先をみつけました。 牧野富太郎『改訂増補牧野新日本植物圖鑑』(1989年 北隆館)の後にある学名解説(種小名)のYの項目に、「Yosezatoanus採集者与世里盛春の」とありました。 改訂増補ということなので原本からあったものかわかりません。お知らせまで。


 5月23日 
 えりっぷさんからメールあり
 七つの子さん、ありがとうございます。与世里さんという方は調べれば調べるほど千葉県の生物学植物学にすごい足跡を残された方と思います。その方がなぜもっと評価されていないのかなと思いました。
 著書のなかで「房総の生ひ立と世界」昭和25年刊と「大和民族の由来と琉球」昭和31年刊は奥付をみると著者の住所が佐倉市下志津となっています。 (25年刊はまだ印旛郡志津町下志津原ですが)晩年は習志野市実籾ですごされたようです。少しの間でも佐倉市にいらっしゃったとは感激です。


 5月22日 
 七つの子さんからメールあり
 きょうの「佐倉文庫だより」に、与世里盛春氏のことが載っていましたので、余計なことと思いつつ、メールいたします。
 与世里氏は、成東の植物愛好者にとっても忘れることのできない方で、旧制成東中学校の博物学の授業で、与世里先生に薫陶を受け、植物採集に野山を駆け巡ったという教え子も、まだまだ健在です。 昭和初期、与世里氏が牧野富太郎博士の指導を受け作成したという成東食虫植物群落の植物目録は、今もたいへん貴重な資料です。
 植物学のみならず、動物学、地学、考古学、民俗学にも造詣が深く、また、県の文化財保護の専門委員として長く活躍されたそうですね。
 昭和27年12月、「佐倉地方郷土文化研究同好会」の発足にあたっても、与世里氏のご尽力があったやに聞いております。なお、与世里氏の経歴については、「郷土歴史人物事典」(第一法規出版)にも載っています。


 5月21日 
 えりっぷさんからメールあり
 サクラオグルマの発見者与世里盛春さんについてやっと略歴が載っている本を見つけました。『植物文化人物事典 江戸から近現代・植物に魅せられた人々』(2007年4月 日外アソシエーツ株式会社)
 「明治23年4月17日〜昭和51年8月20日 教育者、植物研究家 小御門農学校校長沖縄県出生。沖縄師範学校卒。千葉県の成東中学校教頭を経て、昭和14年同県小御門農学校校長となる。  牧野富太郎の指導を受け、独自の博物教育を実践した。県中学博物研究会などの結成に参加する。郷里・沖縄の研究書も残した。著書に「千葉県の植物」「大和民俗の由来と琉球」など。」(559頁)
 また、『千葉県大百科事典』で与世里さんの更に詳しい経歴を発見しました。『千葉県立中央博物館10年のあゆみ』の中で大口寄贈一覧の項目の最初に与世里さんの名を発見。
 国会図書館のホームページのテーマ別調べ方案内という項目を発見しました。科学技術という項目の中に植物の学名を調べるためのインターネット上の情報源というのがありました。
 いくつかのホームページでサクラオグルマを検索したのですが、「BGPlants和名ー学名インデックス(Ylist)植物名検索」の検索でサクラオグルマといれたらInula x Yosezatoana Makino,nom.nud とでてました。



トップページ