内容
書名  堀田正睦公開国偉績
著者  藤本 眞
刊行年  明治36年3月
本のサイズ  22.5cm × 15cm
書評  明治28年7月より、堀田家藩史編さん依嘱委員となった依田百川(学海)、大西述、渡辺充(『学海日録』には允とある) は、正睦公が国事のために尽くした事績を検討、記述し、世に知らしめようとした。これは、明治になっても正睦公の名誉が回復 されなかったからである。『学海日録』には、その経過が記されている。
 彼らがまとめた正睦公の事績は、大西、渡辺が亡くなった後、 正睦公の没後40年祭にあたり、刊行された。本書は、旧佐倉藩士たちの想いが込められており、開国に対する正睦公の真の姿を語っている。
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